SCORPION/スコーピオン:シーズン1第1話の詳しいあらすじ「再会」

** ネタバレを含みます **
『SCORPION/スコーピオン』シーズン1第1話「再会」(Pilot)
アイルランドの田園風景が広がる一軒家に、ヘリ3機が到着し、中から武装した兵士が次々に出てくる。
ターゲットは、なんとウォルターという11歳の少年。
「スコーピオン」というハンドルネームで、スペースシャトルの設計欲しさにNASAにハッキングしたのだ。
そこに、車で若き日のガロ捜査官(ロバート・パトリック)が到着する。
舞台は現在。
とあるコーヒーショップで無線LANの修理をするウォルター・オブライエン(エリス・ガベル)。
このコーヒーショップで、ペイジ・ディニーン(キャサリン・マクフィー)はウェートレスとして働いている。
店には、ペイジの息子ラルフ(ライリーB.スミス)(9歳)がいる。不登校で、周囲には知能の発達が遅れていると思われている。
IQ197の天才ウォルターは、メカニックの天才ハッピー・クイン(ジェイディン・ウォン)、数字の天才シルヴェスター・ドット(アリ・スティダム)、心理学の奇才トビー・カーティス(エディ・ケイ・トーマス)ら仲間とともに会社「スコーピオン」を興す。
4人のIQは合計700もあるのに、揃って人付き合いが苦手で、会社もうまくいかない。依頼されるのは無線LANやルーターの修理ばかり。電気料金が払えずハッピーが電気を盗み、トビーはポーカーで追われる始末。
そこに、かつてウォルターとともに仕事をしたことのある国土安全保障省の捜査官ケイブ・ガロが訪ねてくる。
(Photo:SuperDramaTV!)
45分前にLAX(ロス空港管制塔)のソフトを更新したところ、バグがあり全システムダウン、56機が上空を旋回中、というのだ。ガロは、ソフトの修理を依頼するためにウォルターに頼ってきたのだ。
「報酬は1人あたり5万ドル(今のレートで約600万円)だ」というガロ。過去の確執のせいで乗り気ではないウォルターをハッピーが説得し、ミッション開始。
1)LAXのソフトを古いバージョンで復元
LAXで作業しようとしたが渋滞で行けそうもない。そこで通信設備の整った、例のコーヒーショップへ移動する。この時点で、1機目墜落まで残された時間は89分。
(Photo:SuperDramaTV!)
コーヒーショップからLAXにハッキングし、コンピュータを再起動しようとする。ところが、ソフトの導入は15年間でディスクは手元になく、サーバにあるという。
ラルフは、テーブルにある塩やこしょう入れでチェスをしていると見抜いたシルヴェスターは、チェスを挑むが8手でチェックメイトされてしまう。ラルフは天才だと見抜く。
2)サーバにあるバージョンで復元
ハッピーとトビーがサーバの設置場所に行くが、ドアがロックで開かない。
あきらめかけたウォルターに、「天才だったら頭をリセットして考えろ」とペイジ。
(Photo:SuperDramaTV!)
この言葉にひらめいたウォルターは、シルヴェスターが計算した電力で配電盤でサージ電流を発生させ、ロックをリセット。
サーバルームへ行くと、無数のサーバが・・・。トピーは、机に飾ってあった管理者の写真からプロファイルし(身なり、左利き、身長など)、見事LAXのディスクの場所を当てる。
ディスクを引き抜きコーヒーショップに持ち帰るが、ファイルが破損していた。どうも、車のドアポケットに入れたため、磁気が作用したようだ。
政府は最終手段として、追尾している戦闘機で飛行機を爆破することを知っているウォルターは、非常にあせる。
そんなとき、空を飛ぶ飛行機を見上げるラルフを見て、またもやひらめいた。
3)飛行機から無線でダウンロード
ソフトウェアは飛行機にも搭載されている。更新前のソフトウェアを搭載する飛行機を特定し、そこからダウンロードを試みる。
トビーは、電波を拾いやすいアナログ式携帯を持つ乗客を乗客リストから特定し、電話をかけてパイロットにつながる。
パイロットに状況を説明し、クレイマー飛行場に行くことを指示。
一方、ウォルターはペイジの運転でクレイマー飛行場へ。ガロ捜査官も後を追う。
ノンストップで行けるよう、ハッピーが信号を操作。途中でどうしても操作できない信号があったが、交差点に突っ込んできた車をガロ捜査官が体当たりで阻止する。
こうしてウォルターたちは飛行場に到着した。
3)飛行機から有線でダウンロード
無線でのダウンロードを試みたが、飛行機の無線LANの通信範囲は狭く、飛行中の飛行機とは速度差がありすぎてダウンロードできない。
そこで、空港にあったフェラーリに無断で乗り込み、飛行機との速度差をなくそうとする。
元空軍の副操縦士が車輪まで降りてケーブルを垂らし、それをページがキャッチしてラップトップに接続。滑走路がなくなりそうなところでダウンロードは終了、ラップトップは吹き飛ばされるが、ダウンロードとともにシステムは復旧し、ミッションは成功した。
4)チーム結成
ガロ捜査官は報酬を渡し、国家の安全のためにチームで働かないか、ともちかける。
これで、最新テクノロジを駆使して難事件に挑むチーム「スコーピオン」が誕生する。
(Photo:SuperDramaTV!)
その夜、お礼を言いにウォルターはペイジの元へ。
事情を説明し、チームの一員になって欲しいと頼む。破格の待遇に驚くペイジに、「ボクたちが苦手な人との交流をやってほしい。ボクたちは、ラルフのことを考えるよ」と提案する。
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「新バージョンに問題があったので旧バージョンをリストアしてシステムを復旧」という、ソフトウェアの復元では至って「普通」の手順ですが、メンバーがそれぞれの能力を使って非常に短時間で確実にやっていくところが素晴らしい!
飛行機から有線でダウンロードするシーンですが、飛行機がクレイマー空港に着陸しちゃえばいいのに・・・と思ったけど、着陸する時間もなかったんですよね、きっと。
このエピソードに出てくる 英語フレーズの説明はこちら
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