ザ・ブック最終話から:打ち切りだけどあらすじ推測

** ネタバレを含みます **
『ザ・ブック/CIA大統領特別情報官』の打ち切りが発表されました。
もう一度観てみようかなぁ、と、シーズン1の最終話を整理してみました。
『ザ・ブック/CIA大統領特別情報官』(原題:State of Affairs)最終話「旅路の果て」(Deadcheck)から。
ハカムはファッターフが作り上げた虚像であることが判明。そして、爆撃で死んだはずのファッターフが生きていた!しかも、ファッターフこそが、全米で爆弾テロを続けているテロ組織、アルリサラだったのでした。
チャーリー(キャサリン・ハイグル)は片をつけるためにCIAを辞め、単身アフガニスタンへ。
CIA本部にいるモリーン(シェイラ・バンド)たちと協力し、ファッターフがペガスス座(アルリサラのシンボル)を地図に投影し、爆弾テロを展開していることを突き止めます。そして、各地に仕掛けられた爆弾の回収に成功します。
カート(クリフ・チャンバーレイン)は、クリーグ(ガントリーの民間傭兵会社、ファッターフを支援)で潜入捜査したいたのですが、CIAだってバレてた・・・。
一方、ニック(クリス・マッケンナ)との思い出に浸るチャーリー。モリーンたちの支援で、遊牧民の中に身を隠しているファッターフの居所を突き止めます。
チャーリーは、車を爆発させる陽動作戦で戦いますが、危機一髪!のところで、スナイパーに助けられます。誰????
チャーリーはついにファッターフと対面します。最初は「ハカムは死んだのだからいいだろう」なんてまだウソをつくファッターフですが、「アメリカはイスラムを徹底的に破滅させたいんだ!」と本音をぶちまけます。
You’re here to liberate us? We don’t need you.
何が解放だ。余計なお世話なんだよ。
チャーリーは、「あなたを心から信じてたのに、裏切ったわね。」と怒りをぶつけます。
Now people I loved that trusted me are dead because of you.
You have killed hundreds of innocents. You will keep killing.
私を信じてくれた人や愛した人はあなたのせいで死んだ。 罪のない人が何百人も死んだ。まだ殺し続けるんでしょう?
そして、チャーリーの最後の台詞がこちら。
So now, when one can act.
だから、私は行動する。
チャーリーがファッターフを撃った!
ミッションの完了を大統領に報告しますが、電話に出ません。
向こうから車がやってきて、爆撃機が飛んでくる音がします・・・・。
ここで終わり。
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打ち切りが決まった今、今後のあらすじを推測してもどうかと思いますが・・・。
1)チャーリーを救ったスナイパーと爆撃機
このスナイパーはニックでしょう。だって、一緒にいたファッターフが生きていたわけですから。
大統領のもとにガントリーがやってきて、「協力関係を築き、国外テロを叩きつぶそうう。ファッターフの居場所を知っている。ナンガルハールの空軍基地にF-22戦闘機がありますよね」と言っていたので、最後の爆撃機はアメリカのF-22ですね。しかし、ガントリーとの協力体制、やばい方向へと向かいそうです。
2)ファッターフ
アメリカのファンサイトでは、「ファッターフは生きてる」という意見もあるようですが、映像で見るかぎりチャーリーは最後に頭を打ち抜いているので、あれで生きている、という可能性は低いでしょう。でも、これでアルリサラ崩壊、では話が続かないので、別の展開があると思われます。
3)大統領
海外ドラマや映画では大統領はよく登場しますし、いろいろな俳優さんが演じていますが、私はこの大統領があまり好きではありません。
毅然とした態度のシーンが少なく、公私混同が甚だしいし、そもそも夫が非協力的であることに疑問。デイビッドが辞任し、夫も「君が大統領であることがイヤだ」なんて言うし、テロ対策では世論から糾弾され、ますます厳しい立場に追い込まれていきそうです。
4)チャーリーの今後
CIAに安易に復帰できるとは思わないので、ニックと行動を共にするのでしょうか?それとも、辞職が正式に受理されていない場合には、復帰する可能性もありますね。
打ち切りについてキャサリン・ハイグルがTwitterでコメントしています。
「ザ・ブック」のキャスト、クルー、ファンの方々のサポートにはとても感謝しています。
別の場所でまたストーリーを展開できれば、と思っているわ!
別の放送局やストリーミングサービスでの復活を期待しているようですね。
キャサリン・ハイグルの次作は、『Jenny’s Wedding』というロマンチックコメディが今年放映の予定です。
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